なにかがおかしい

やったことや感じたことを色々と書いていきたい

はじめて相撲を観に行った

2017年1月場所14日目、稀勢の里の初優勝。

そんな2017年1月21日、僕ははじめて相撲を生観戦しました。

チケットは一般発売のぴあで2階席のチケットをなんとかゲットし、この日を楽しみにしていました。

ただ相撲に関しては漠然と生で見てみたいと思っただけで、ほとんど知識がありません。

というわけで観戦前に多少の知識をつけようと思い、この本を読んで行きました。

 

大相撲の解剖図鑑

大相撲の解剖図鑑

 

 知識のない僕には絵がたくさん載っていてイメージが湧きやすくわかりやすかったです。

 

さて両国国技館には午後2時ぐらいに到着しました。ただこれはちょっとミスをしました。

本にも載っていたのですが幕内力士は午後1時から南門から国技館に入るそうです。

ただ僕は午後2時と勘違いしていて遅れてしまったのです・・・。

 

というわけで駅から急いで国技館に向かいました。

そして正門に向かっていたところ、周りがすこしざわついている。

なんだろう?と思い見回してみると・・・

なんとエジプト出身の大砂嵐関が後ろにいました!

これが両国・・・!と感じた瞬間でした。(今まで両国に来たことがあったのはアーティストのライブぐらいです。)

 

そんな大砂嵐を見送りながら正門に行き、もぎり台へ。

入場時に取組表がもらえました。

 

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南門近くに移動して幕内力士の入りを見ることに。

外に40分ぐらいいたと思います。

知らないながらも何人か知っている力士の方がいましたが、一番盛り上がっていたのはイケメン力士で人気の遠藤関のときでした。

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生で見る力士、大きくてかっこいいですね。

風が強く肌寒かったので、切り上げて3時前には国技館の中に。

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身体が冷え切って寒くなっていたのでちゃんこを食べることにしました。

食べることが好きな僕は一応ちゃんこについて調べていたのですが、なかなか一人では食べられるところがない・・・。

ただ場所中は国技館の地下1階大広間でちゃんこが食べられるのです!

しかもたったの300円

www.sumo.or.jp

 

というわけで地下の大広間へ。

ただすぐに食べられるわけではなく、混んでいたために待ち時間が10分ぐらいありました。

ただ回転率がとてもよく、全く気になりませんでした。

お腹がすいていたこともあり、僕は2杯食べることに。聞いてみると何杯食べてもオッケーとのことでした。

そして食べたのがこちらのちゃんこ。

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この日はしおちゃんこで、具だくさんでおいしかったです。特に鶏団子がおいしかったです。

2杯ともぺろりと食べられました。

 

食べ終わったら3時半だったので、そろそろと思い、着席しました。

そして40分からいよいよ幕内力士の土俵入り。

色んなところから掛け声が。

凄い盛り上がりです。

西から。

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東から。

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そして横綱土俵入り。

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このあと少しだけ時間が空き、まだお腹が減っていたので番付表とお弁当を買いに行きました。

番付表はすぐ手に入りました。

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が、この時間になるとお弁当はほとんど売り切れているみたいでした。

残っている中から白鵬弁当を選び、食べることに。

買ったらすぐに席に戻りました。なんとか取り組みに間に合いました。

 

というわけでお弁当を食べながら観戦することに。

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僕は梅干しが食べられないので、それだけは残しましたが、あとは完食しました。

 

さて取り組みはというと、

迫力が凄い。

ぶつかり合うときの音が思っていた以上に聞こえてきて、観客の歓声もあって、素晴らしい空間であると感じました。

面白かったのは懸賞金で、懸賞旗をもった方が土俵をまわっているのですが、同じスポンサーが懸賞金を出すときには、場内でのアナウンスにそれぞれ変化を加えていたところでした。

 

幕内力士の激しい取り組みを見続けていき、

ついに逸ノ城稀勢の里の取り組みになりました。

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ここで稀勢の里が敗れれば、2敗となり白鵬に並ばれてしまうので、見ている側も緊張しました。

ただ稀勢の里はプレッシャーに負けず、逸ノ城に寄り切りで勝ち、1敗を守りました。

その後の取り組み、大関琴奨菊は勢に敗れ10敗目、同じく大関照ノ富士正代に敗れ10敗目となりました。

そして遂に結びの一番。

貴ノ岩と横綱白鵬の取り組みがやってきました。

もし横綱白鵬が敗れれば今日稀勢の里の優勝が決まることになります。

場内も今までの取り組みとは空気が違うというか、貴ノ岩の金星を期待しているような雰囲気を感じました。

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そのときはやってきました。

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貴ノ岩が寄り切り、白鵬に金星をあげたのです!

その瞬間、思わず立ち上がってしまいました!大変なことが起きたと。

稀勢の里が優勝が決まったのだと。

場内は座布団が舞い、割れんばかりの拍手でした。

これがはじめての観戦で本当に良かったと思いました。

そして弓取式があり、僕の大相撲観戦の一日が終わりました。

 

このあとは帰宅の途についたのですが、あるおじさんが電車の中で周りの人に聞こえるような声で稀勢の里の優勝を告げていました。

相撲を見に来た人たちは笑っていましたが、関係のない乗客からするとちょっと迷惑だったかもしれませんね・・・。

 

本日22日の千秋楽はテレビで見ていましたが、稀勢の里白鵬を破り、文句なしの優勝を決めました。

報道によると稀勢の里横綱昇進となるようです。

www.asahi.com

 

これからの相撲界には注目しながら、また相撲を観に行けるようにチケットを取りたいと思います。

ただ次観に行くときは望遠鏡を持っていくことと、望遠撮影ができるカメラを手に入れていたいですね。(今回の撮影はSony RX100M2)