Jリーグ開幕
本日2月25日、Jリーグ2017年シーズンが開幕しました。
今年からのJリーグは前シーズンから大きく変わりました。
大きく変わったことを3つ挙げたいと思います。
1シーズン制に戻ったこと。
私はガンバ大阪のサポーターです。
そのガンバがリーグ、ナビスコカップ(現在のルヴァンカップ)、天皇杯の優勝の3冠を達成した2014年シーズンを最後にここ2年は2ステージ制でした。
1シーズン制は年間で積み重ねた勝ち点により優勝を決める方式です。
一方2ステージ制は1シーズンを1stステージ、2ndステージと半分に分けて、それぞれの優勝チーム、そして年間を通した勝ち点3位までのチームによって行われるポストシーズン、チャンピオンシップで年間優勝を決める方式です。
サッカー界のスタンダードは1シーズン制ですので、私を含む多くのサポーターが反対していました。
しかし2ステージ制になった大きな理由はJリーグの収入が減ったいたからです。
2ステージ制により、明治安田生命がスポンサーとして新たに契約することとなり、減収を避けることができました。
では、どうして2年で戻ったのか。
それが次の大きく変わったことにつながります。
放映権がスカパーからDAZN(パフォーム)に。
Jリーグはこれまでスカパーが放映権を獲得していました。
それが2017年シーズンからイギリスの配信会社であるパフォームが獲得したのです。
驚くべきはその獲得額。
スカパーは推定30億から50億であると言われていたのに対し、パフォームは10年間で2100億、つまり年210億。
単純計算で4倍から7倍へと激増したのです。
これにより一気にJリーグの収入はアップ、よってサポーターが望む1シーズン制に戻すことができました。
パフォーム社が提供するDAZNはパソコンやスマートフォンなどといったスマートデバイスによる視聴です。
本日から開幕したということでDAZNでの視聴の感想は後程。
優勝賞金
放映権料のおかげでJリーグの優勝賞金も大幅にアップしました。
注目すべきは理念強化配分金。
これには審査が存在しますが、しっかりと審査に通れば3年間の支給で総額なんと15.5億円。
このニュースが飛び込んだときは目が飛び出そうなぐらいの驚きでした。
というわけで2017年シーズンに向け、オフの間に多くのチームが今までにないほどの積極的補強を行い、優勝を狙っています。
移籍市場で話題となった一番のビッグネームは元ドイツ代表のポドルスキの神戸行き。
残念ながらシーズン初めからの加入はありませんでしたが、報道によると6月にヴィッセル神戸に移籍すると合意しているとのこと。
というわけで今年のJリーグはDAZNによる変化で今まで以上に盛り上がっているのです。
Jリーグ開幕した感想
さてJリーグが本日開幕したということで色々な感想を書いていきたいと思います。
まずDAZNでの視聴について。
しかし、残念ながら開幕にアプリのリリースは間に合いませんでした。
DAZNヘルプにて
まもなく対応予定
・PlayStation 3
・PlayStation 4
※品質向上のため、開発にお時間いただいております。お待たせしてしまい大変申し訳ございません。
正式な発表まで今しばらくお待ちください。
と記載されています。
一刻も早いリリースを望んでいます。
そういうわけでパソコンで視聴しました。
パソコンで見ていて気付いたのは、ラグが結構あることです。
NHK総合で鹿島アントラーズ対FC東京をやっていたので比べてみたのですが、ネット配信だからなのかテレビでの放送より1分近くのラグがありました。
スタジアム現地での感想がSNSに流れることを考えると気軽にSNSをしながらの視聴が難しくなるかもしれません。
DAZNは生放送であって生ではないのかもしれません。
ただDAZNはスカパーに比べ料金が安いので、それを考慮するとこんなものなのかなと少し納得できます。
スカパーは2962円だったのに対し、DAZNは1890円(更にdocomoユーザーなら1058円)。
私が見ている環境では大きな問題は起きなかったのですが、Twitterなどの情報によると視聴が安定しないようです。
【お知らせ】現在繋がりにくい状況が続いております。現在復旧に向けて改善に努めております。ご視聴をお楽しみのところ大変申し訳ございません。今しばらくお待ちください。
— DAZN ダ・ゾーン ヘルプ (@DAZN_JP_Help) 2017年2月25日
【お知らせ】ご視聴をお楽しみのところご不便をお掛けして誠に申し訳ございません。少しでも早く快適なご視聴がいただけるよう改善に努めさせていただいております。重ねてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
— DAZN ダ・ゾーン ヘルプ (@DAZN_JP_Help) 2017年2月25日
このへんはインフラを改善しなければならないですね。
ラグは我慢できますが、視聴できないのは致命的です。
DAZNにはまだ合格点はあげられないのが正直なところですね。
鹿島とFC東京の試合についての感想。
この2チームは今オフで最も補強に力を入れていたチームではないでしょうか。
鹿島の注目補強はレオシルバ。
アルビレックス新潟の中でも反則レベルの活躍をしていた選手で、現在Jリーグ最高のボランチと言っても過言ではないかと思います。
Jリーグ最多ゴール、また2013年から3年連続得点王の実績あるストライカーです。
途中出場したこの選手の前への推進力が効いていたと感じた試合でした。
中島選手と言えば去年のリオ五輪U23日本代表で10番として活躍した選手です。
小柄ながらフィジカルも強く、いいドリブルとミドルを持った選手だと今日の試合を見て改めて思いました。
ガンバ大阪の開幕戦は明日2月26日。
ガンバはアジアのクラブの頂点を決めるACLアジアチャンピオンズリーグがある影響で2月26日に開幕戦となっています。
相手はヴァンフォーレ甲府。ヴァンフォーレ甲府とは相性は悪くないのですが、ACLの疲れでコンディションが心配です。
ただACLの試合を見る限り昨シーズンまで不安定だったディフェンスラインが、移籍してきたファビオ三浦のCBコンビになったことで安定しそうなのが嬉しいですし頼もしいです。
中盤は今野、遠藤、井手口、倉田、補強した泉澤がいるので充実しています。
前線にはテクニック、スピードのあるアデミウソン、高さのある長沢駿がいますが、ただFWがもう一人欲しいのが正直なところ。
報道があった実績十分ドウグラスが加われば優勝争いにかなり近づくと思うんですがね・・・。
とにかく明日が楽しみです。